皆さんこんにちは!株式会社スタジオしまづの嶋津恒彦です
先日Unity6のPreview版が公開され注目を集めています。。。と言いたいところですが、毎回Unityの発表はいまいち注目されているようには感じていません(僕のまわりだけ?)。僕自身も2Dのゲーム開発が多く最近のUnityの新機能は3D周りのパフォーマンス系が多いので、あまり興味がないのかもしれません。皆さんはどうでしょうか?
そんな僕でもちょっと気になるUnity6の機能の紹介があったので、3つ紹介します。
1.WebGPUのサポート
Unity6では新しいWebGPUという技術がサポートされます。
これは、Web上でゲームやアプリがよりきれいに、速く動くようにするための技術のようです。
特に、ウェブブラウザでゲームを動かすときに、より美しいグラフィックスを実現できるようになるみたいです。
Web系でより多くのゲームが出せるならいいですね。
ストアを通さなくてもサクッと遊んでもらえて収益が得られる未来が待っているかもしれません。
動画では33:45あたり
2.AIツールの統合
Unity Museという新しいAIツールが追加されます。
これは、ゲームの中で使う画像やアニメーションを、簡単な指示だけで自動的に作成できるようにするものです。
例えば、「草原の背景」などと入力するだけで、それに合った画像をAIが自動で生成してくれます。
こちらの動画がサクッと見れてわかりやすいです
もっと使っているところを見たい方はこちらを
僕個人としては、GitHub Copilotというコード生成AIが非常に便利すぎて手放せないぐらい活用しています。
ただ、他の人の話を聞く限り、やはりコードの知識がないとうまく使いこなせないとのことなので、Unity Museも初期段階ではプロが楽をするためのツールになると思います。
ただし、数年すれば画像AIのようにプロに近いクオリティをプロでない人も出力できるようになっていると思います。
3.マルチプレイヤーゲームの強化
きましたねぇ。オンライン系の機能。
大規模なマルチプレイヤーゲームの開発が手軽に行えるようになっているようです。
Unityでオンラインの実装をするとなるとPhotonやStrixCloudなど外部のツールを使うのが定番になっています。
Unreal Engineのように純正のオンライン機能が完備されるともっと開発が楽しくなるので楽しみです。
ただし、Unityは過去に(たしか)2度ほどオンライン系のツールがうまく実装されなかったと思うので、今回どうなるのかといったところです。動画を見てもいまいちわからないので、今後情報のUnityマスターの情報に期待です。
動画としては24:29辺りです。
ということでいかがだったでしょうか?時代の流れ的にも今回のバージョンからAI関連に力を入れてきていると思います。僕はUnityのいいところとして、程よく使いやすくて程よく高機能なところだと思っています。希望としてはより多くの人がゲーム開発をはじめられるように、機能を制限してもいいのでもっと動きが軽いUnityエディタを作ってもらいたいなと思います。
今回の内容は実際手元で確認したわけではなく、英語の記事を頑張って読んだ内容なので、未実装な部分や誤りがあったらすみません。
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